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論文

Creep properties of 20% cold-worked Hastelloy XR

倉田 有司; 中島 甫

Journal of Nuclear Materials, 228, p.176 - 183, 1996/00

 被引用回数:12 パーセンタイル:70.57(Materials Science, Multidisciplinary)

固溶化処理状態及び20%冷間加工状態のハステロイXRのクリープ特性を、800、900、1000$$^{circ}$$Cで調べた。800$$^{circ}$$Cでは定常クリープ速度及び破断延性は20%の冷間加工により減少し、破断寿命は増加する。900$$^{circ}$$Cでもそれらは減少するが、破断寿命への有益な効果は消失する。20%の冷間加工は導入された高密度の転位により800及び900$$^{circ}$$Cでクリープ変形抵抗を高める。1000$$^{circ}$$Cでは、20%冷間加工材の破断寿命は、クリープ中に起こる著しい動的再結晶により、短くなり、また定常クリープ速度は大きくなる。このような冷間加工効果は、高温工学試験研究炉の高温構造物の設計及び運転において考慮すべきである。

報告書

Creep behaviour of Hastelloy XR in simulated high-temperature gas-cooled reactor helium

倉田 有司; 小川 豊*; 鈴木 富男; 新藤 雅美; 中島 甫; 近藤 達男*

JAERI-Research 95-037, 42 Pages, 1995/06

JAERI-Research-95-037.pdf:2.04MB

800、900及び1000$$^{circ}$$Cの高温ガス炉の近似ヘリウム中でハステロイXRのクリープ試験を行った。約50000時間までの試験結果はクリープ特性の著しい劣化を示さず、クリープ破断強度は高温工学試験研究炉の設計クリープ破断応力強さ(S$$_{R}$$)に対応する強度水準を十分上回っていた。定常クリープ速度の応力依存性をNorton式で表したとき、応力指数の値は4.5~5.7であり、支配的な変形機構は転位ループであると判断された。破断寿命はLarson-Millerパラメータにより十分な精度で評価することができた。破断した試料の炭素分析は浸炭が破断部近傍に制限されることを示した。内部に形成したクラックは応力軸に垂直な粒界で成長した析出物付近で発生した。電子線マイクロアナライザーによる分析により、Moに富んだ析出物とCrに富んだ析出物が共存していることがわかった。

論文

Temperature dependence of creep properties of cold-worked Hastelloy XR

倉田 有司; 中島 甫

Journal of Nuclear Science and Technology, 32(6), p.539 - 546, 1995/06

 被引用回数:7 パーセンタイル:59.17(Nuclear Science & Technology)

固溶化処理、10%あるいは20%冷間加工したハステロイXRのクリープ特性を800~1000$$^{circ}$$C、約2500ksまでの時間で調べた。10%あるいは20%冷間加工すると、800及び850$$^{circ}$$Cでは、定常クリープ速度及び破断延性は減少し、破断寿命は増加した。900$$^{circ}$$Cでは、10%冷間加工材の破断寿命は固溶化処理材より長くなるが、HTTRの中間熱交換器の最高ヘリウム温度である950$$^{circ}$$Cでは、両者の破断寿命はほぼ同じであった。破断寿命と定常クリープ速度に及ぼす10%冷間加工の有益な効果は、1000$$^{circ}$$Cでは消失した。20%冷間加工材ではその効果は広範な動的再結晶のため950$$^{circ}$$Cで消失した。この合金の破断延性は10%または20%の冷間加工により減少するが、1000$$^{circ}$$Cではかなり回復する。HTTRの高温構造物の設計、寿命評価において、これらの冷間加工効果を考慮すべきであることが強調されている。

論文

Effect of cold work on creep properties of Ni-22Cr-18Fe-9Mo alloy

倉田 有司; 浜田 省三; 中島 甫

Proc. of 10th Int. Conf. on Strength of Materials; ICSMA 10, 0, p.677 - 680, 1994/00

固溶化熱処理状態及び20%冷間加工状態のNi-22Cr-18Fe-9Mo合金(ハステロイXR)のクリープ特性を800,900及び1000$$^{circ}$$Cで調べた。得られた結果は以下のとおりである。(1)800$$^{circ}$$Cでは20%冷間加工により定常クリープ速度及び破断伸びは減少し、破断寿命は増加する。(2)900$$^{circ}$$Cでは20%冷間加工によりそれらの値は減少するが、破断寿命の延長効果は消失する。これは定常クリープ速度の減少効果に比べ、破断伸びの減少が大きくなったためである。(3)1000$$^{circ}$$Cでは逆に固溶化熱処理材に比べ20%冷間加工材の定常クリープ速度は増加し破断寿命は短くなる。これは1000$$^{circ}$$Cでは20%冷間加工材のクリープ中に著しい動的再結晶が起こるためである。

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